2012/12/19

冬のサマルカンドはいかがですか。

今朝のタシケントは-13度です。




フェルガナ盆地 チュス卜の町

チュストはウズベキスタンのフェルガナ盆地にある小さな町です。ナマンガンから東方に50㎞離れています。
チュストはナイフと白黒の帽子「ドゥッピ」の名産地です。
チュスト中央公園も非常に有名です。ここで不思議なチャイハネを発見しました。
チャイハネは六段から構成されています。そして、段は木製の椅子のタプチャンで出できています。
タプチャンに低いテーブルがあって、その周りに座布団のようなクルパチャが敷いています。家族や友達の仲間が揃って、コミュニケーションの出来る空間です。春か夏の時に遠くから見ると、この場所は賑やか蟻塚のようです。人々はお茶を飲みながら、お喋りしています。ご飯を食べた後、お昼寝をする人もいます。なかなか面白い雰囲気です。
チャイハネのメーン料理はピラフです。面白いことに、ここのピラフは一人前ではなく、一キロで注文出来ます。やっぱり、お友達と一緒に行かないと。




普通のタプチャンはこのような感じです。ウズベク人の家の中庭によく見れます。こちらもご飯を食べるところです。


チュストのナイフ・バザール

ドッピ工房にて

ドッピ工房



2012/12/01

タシケント美術館でヴェロネーゼの本作が発覚されました


タシケント美術館が発表したニュースです。ウズベキスタンで大きな話題になりました。

無名画家の模倣作品だと考えられていた"Lamentation of Christ"は厳密な分析が行われた結果、パオロ・ヴェロネーゼの本作であると証明されました。2年間に渡る分析は紫外線、赤外線、X線、ヴェロネーゼの他の作品との比較分析などでした。

パオロ・ヴェロネーゼ( Paolo Veronese、1528 – 1588)はルネサンス期のヴェネツィアで活動したイタリアの有名な画家です。

11月27日にタシケント美術館に絵のプレゼンテーションが行われました。

ところで、タシケント美術館のコレクションはロシア、ヨーロッパ美術をはじめ、ウズベキスタン古代と現代美術などを数多く揃えています。1階と2階の方にウズベク伝統衣装、刺繍、絨毯、陶器などを数多く見れます。

美術館のアドレス:Movarounnakhr 16 City Centre (地下鉄オイベック駅北東へ歩いて10分)
電話番号:(+998-71) 236-74-36, 236-34-44
営業時間:10:00-18:00、月曜日は休日となります。