2012/07/26

Cinaras ウズベク伝統料理


タシケントから70キロ離れているホジケントの村。伝説によりますと、紀元前3世紀にアレキサンダー大王がインド遠征に出発する前にここにあるチャイハネで休んでいました。
ここ、天山山脈の麓に2012の夏、ウズベク伝統料理の新しいチャイハネが出来ました。「Cinaras」にようこそいらっしゃいませ!
Cinaraはプラタナスと意味します。ここには何百年の聖なるプラタナスの木が残っています。又、Cinarasを囲んでいる山々に大昔の岩絵も見れます。美しい自然と歴史にあふれた特別な空間です。





Cinarasのメニューにあるウズベク伝統料理をご紹介します。
ベシ・バルマク。馬肉、その汁、玉ねぎとウズベク風のスパゲッティ。中央アジアの遊牧民族の間に非常に有名な料理です。手で食べるともっと美味しくなると言われています。名前は5つの指と意味します。23人で一つのお皿を注文するとお腹いっぱいになります。伝統的なクミズ、発酵させた馬乳酒、がついています。お値段は28000スム、15ドルぐらいです。

マントゥーは中央アジア風のお饅頭です。生地は薄くて美味しい。牛肉入りとかぼちゃ入りがあります。ケフィアをつけて食べます。日本人のお口に合うと思います。お値段は肉入り一個―2000スム(1,1ドル)、かぼちゃ入り一個は1400スム(0,7ドル)です。


チュチュワラ、水餃子のような料理です。一人前のお値段は6500スム、3ドルです。


タンドゥ-ルで作られたウズベク風のミートパイのサムサです。中は羊肉と玉ねぎです。一人前のお値段は6000スム、2,7ドルです。

そして、ウズベキスタンの有名なシャシリクですね。日本の焼き鳥に少し似ています。
お肉は鶏肉、牛肉、羊肉などです。






2012/07/24

タシケントの夏

ウズベキスタンで一年のうち最も暑い40日間に渡る時期は6月の終わりごろから始まるサラトンという季節です。毎日の予想最高気温は40度に上がります。が、湿気は低いので、特に影の方にいると過ごしやすいです。今年、イスラム教の聖なるラマダン(断食月)が7月の20日から始まりました。こんなに熱い中で日の出でから日没までに何も口に入れないで、お祈りで時間を過ごすのは大変でしょう。神様の贈り物である儚いこの人生に感謝し、忍耐を鍛える時です。中央アジア、イスラムの人たち、頑張ってくださいとの気持ちです。
タシケント旧市街の夏の風景です。タシケントは運河がたくさん流れていますので、地元の子供たちは喜んで泳いでいます。

















2012/07/10

ウズベキスタンのアトラスの魅力 展示会

今年の冬、日本で「ウズベキスタン・アトラス ハンディクラフト コンテスト」が行われました。東京農工大学、JETRO, JAICA、在ウズベキスタン日本大使館の協力でそちらのコンテストに参加した手工芸品の展示がタシケントの郁夫平山文化キャラバン・サライにて開催されました。7月8日は「日本人の目から見たアトラス」と言う展示の開会式の日でした。

アトラスと言うのはウズベクシルクを染め上げた伝統的な絣のことです。100%がシルクでしたらアトラスと言います。綿50%だったらアドラスです。

ウズベクの女性は今までにアトラスでつくっていたのはドレスやスカーフぐらいですが、展示にはポーチ、お財布、ボシ、ワインの嫁入り、エプロン、日本の着物にでも合うかばん、飾り物などの素敵なものがいっぱい出ていました。現地の人たちにとって貴重な勉強になると思いますね。

見た作品はみんな想像力溢れる素晴らしいものでした。そして見てるだけでその作品を作ってくださった人の手の暖かさを感じていました。

コンテストに参加してくださった日本の皆様のお陰で伝統的な歴史のあるものに新しい時代の新鮮な風が吹きました。私たちウズベキスタン人はとても感謝しています。

展示は7月31日までに開催されます。